
「既存住宅状況調査」(インスペクション)とは、「宅地建物取引業法(宅建業法)に基づいた、公的なホームインスペクション(住宅診断)で国の定めた基準に従って行われる正式な調査を指します。
購入される予定の住宅の現状を専門家が客観的に診断し、購入希望者に情報を提供することで、安心安全な取引を支援する重要なサービスです。専門家(ホームインスペクタ-)による診断により購入者は物件の潜在的なリスクを把握した上で適切な判断材料となります。
基本的な調査内容として、外壁や基礎の状況、建物の構造、雨漏れ、白蟻被害を目視により確認し調査し診断いたします。

いつ・どのタイミングで実施すべきか?
ホ-ムインスペクションは、購入契約の前、具体的には物件の内覧から購入申し込みの期間に行うのが理想的です。契約前に物件のコンディションを正確に把握することで購入後のトラブルを未然に防ぎ、安心して取引へと進めることができます。
後悔のない住宅購入を実現するためにも、適切なタイミングでホームインスペクションの実施をお勧めいたします。
国土交通省の既存住宅状況調査方法基準、または一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会の基準に基づき診断を行い報告書を作成いたします。
※ご注意点
・木造2階建て床面積120㎡までを基準とし超過する場合は、ご相談し見積致します。
・基本目視での診断となりますが、室内の床や壁の傾斜測定のご希望の場合、レーザ-レベルにより計測を行い、報告書に添付致します。
・居住中や室内に家具等がある場合、また点検口などの場所が確認できない場合は、診断できない箇所が発生する場合があります。
・傷や汚れ、経年変化による色あせ等におきましては、診断対象外となります。
・鹿児島市以外のお客様におかれましては、別途交通費等頂くこととなります。ご理解とご了承ください。

●基本料金
| 木造一戸建て 内見同行・立ち合い(報告書作成なし) | 30,000円(消費税別途) |
| 木造一戸建て インスペクション調査(報告書作成あり) | 60,000円(消費税別途) |
●オプション料金
| 屋根裏調査(詳細) | 加算20,000円(消費税別途) |
| 床下調査(詳細) | 加算25,000円(消費税別途) |
| 設備機器の調査 | 加算20,000円(消費税別途) |
※診断項目の範囲と希望する調査内容によっては調査費用は変動します。
事前にお問い合わせください。
木造住宅の「耐震診断」とは、一言で言えば「地震に対する家の健康診断」のことです。
専門家が現在の家の状態を調査し、「震度6強〜7程度の大きな地震が来たときに、倒壊せずに耐えられるか」を数値化して判定します。
専門家(建築士や耐震診断士)が現地を訪れ、主に以下の3つのポイントを調査します。
・壁の強さと量(耐力壁)
・地震の揺れに抵抗する「筋交い(すじかい)」や「合板」が入った強い壁が、十分な量あるかを確認します。
・壁の配置バランス:強い壁が建物の四隅や全体にバランスよく配置されているかを見ます(偏っていると、ねじれて倒壊しやすくなります)。
・老朽化の度合い:土台や柱がシロアリや腐食で弱っていないか、基礎のコンクリートにひび割れがないかを確認します。

| 設計図書があり、点検口がある場合(標準診断) ~120㎡までを標準と致します。 | 50,000円(消費税別途) |
| 耐震基準適合証明書発行 | 20,000円(消費税別途) |
上記設計図書がない場合、図面の作成と耐力壁の調査が必要となります。
※図面作成費、調査費が別途かかります。
尚、耐震診断の調査費用、耐震補強工事については、お住いの自治体により補助金(助成金)を利用できるケースがあります。

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住宅・店舗リフォ-ム、リノベ-ション設計・施工
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